ブラックリストって何ですか？消し方は？

ブラックリストとは何でしょうか？

ここではローンやクレジットカードの返済をしなかったときに載ると言われているブラックリストのことを解説します。

アメリカのサスペンステレビドラマのブラックリストのことではありませんのでご注意くださいね。

知っているようで知らないブラックリスト

借金の言葉と同時に「ブラックリスト」と言う言葉を思い浮かべる人がいます。
このブラックリストとは一体どんなものなのでしょうか？

よく「ブラックリストに載っている」とか聞きますよね。

ですが、本当の所、ブラックリストの事を良く理解していない人も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は、ブラックリストについて説明したいと思います。
ブラックリストを知らなかった人は是非理解を深めて下さいね。

ブラックリストと聞くと黒いリストをイメージしますが、
実は金融業界では、このブラックリストは存在しません。

存在しないリストなのにブラックリストというなんて…ちょっと面白いですよね。

では、一体何に対してブラックリストと使う、言うのでしょうか？

クレジットカードやローンを組む時に、必ず必要になるのが個人の情報です。

実は、クレジットカードやローンを利用したときの個人の利用情報（個人情報）は「信用情報期間」に登録されます。
この信用情報期間に登録する事によって、消費者の信用を把握する事が出来、ローンやクレジットなどのサービスを受ける事ができるわけです。

しかし、借金をした際に毎月返済を行なっていれば何の問題もありませんが、
一定期間返済を行わなかったり、返済が出来なかった場合「事故情報」として登録されてしまいます。

この事故情報の事を、ブラック情報と呼びますが、
それをいつしかブラックリストと呼ぶようになりました。

ブラックリストという名簿は存在していませんが、事故情報として載っている事をブラックリストに載っているといいます。

では、仮にブラックリストに載ってしまった場合、どのような影響が出るのでしょうか？

実は、ブラックリストに載ってしまうと、新しく借金をする事が出来ません。

つまり！

新たなショッピングのローンや車のローン、住宅ローンやクレジットカードなどの手続きや発行ができなくなるのです。

ただ、ブラックリストに載っても新しい借入だけが出来ないだけで後の生活は今まで通りです。

会社にもまたこれから就職しようと思っている人、また資格取得などに対して影響は全くありません。
また、家族や親族などの弊害もありません。

まずは、ブラックリストに自分の事故情報が掲載されているか確認してみましょう。

確認方法は、信用情報開示請求の方法をご覧ください。

そこで、ブラックリストに載ってしまっていたら、
そのブラックリストから事故情報を消す方法はあるのでしょうか？

実は、ブラックリスト（事故情報）は、期間が過ぎれば削除されます。

では、どれぐらいの期間されるのでしょうか？
気になりますよね。

この期間は、どのような事故情報なのかによって違ってきますが、
5年から10年間は消すことはできません。

今すぐブラックリストを消す方法はないのでしょうか？

もし、ブラックリストの事故情報に誤りがあれば消すことは可能です。
しかし、その事故情報が事実ならば、今すぐに消すことは不可能だと理解しておきましょう。

ただ、ブラックリストから消すには、5年、10年必要だと言いましたが、
いつからカウントされるのかを知るということはとても大切です。

いつからカウントされるのかを知らなければ、5年経っても10年経っても事故情報が消えないからです。

いつから5年で消えるのかを知らなければ、あなたは大きな損をすることになるでしょう。

いかがでしょうか？

ブラックリストとは、借金の返済をしなかったという事故情報のことということを理解して頂けたでしょうか。

まだブラックリストについての不明点がある場合は、債務整理の実績が豊富な専門家に相談してみるのが一番良いでしょう。